ダガット村基本情報
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ダガット村はサバ州第2の大河セガマ川流域にある小さな村です。
サンダカンの港からスピードボートで約2時間半、
イスラム教ティドン族の20家族120人ほどが暮らしています。

このセガマ川流域の湿地林は豊かな生物を育んでいますが、
大規模伐採やパーム油プランテーションの拡大により多くの自然が失われています。その豊かな自然を守るために、ジャイカとサバ州などが協力して
2002年から5年間の「生物多様性、生態系保全プログラム(BBECビーベック)」が実施されました。その活動の1つとしてセガマ川流域を保全区に指定し、そこに住む村人を追い出すのではなく一緒に協力してもおうと、
このエコツアー・ホームステイプログラムがはじまりました。

ホームステイ受け入れ家庭は宿泊客用に部屋やトイレ等用意していますが、
村人とほぼ同じような暮らしを体験できます。
食事はアクティビティでエビ、シジミ、山菜などを取ってくればそれを料理してくれます。油っこいものも多いですが、川で獲れたエビや魚は新鮮で美味い!

アクティビティは村の若者がボートを出したり、漁のやり方などを
恥かしがりながらも楽しそうに教えてくれます。
若者の多くは簡単な英語が話せますが、年配の村人は
マレー語またはティドン語しか話せないので、マレー語の本を持って行くか
ボディランゲージで頑張りましょう。

ダガット村では発電機を使っているので日が暮れてから夜22時には消灯です。
1日の始まる朝は早く、昼間は暑いので休憩、また夕方に活動をはじめます。
料理はマキを使い、食材の多くを森や川から、洗濯・沐浴は川、水は雨水、
自然と一緒に暮らしています。